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ベーシック セオロジー(チャールズC.ライリー著)

書籍

著者:チャールズ.C.ライリー

ISBN:978-4-904805-32-9

前田大度 訳

ハードカバー A5判/869頁(エマオ出版)

¥3,850 (税込)

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-よくわかる組織神学-
「実のところ、人は誰しも何かしらの神学者です。...神学とは、基本的に、神について考え、その考えを何らかの形で実現することを意味します。」(チャールズ.C.ライリー)

本書は、ディスペンセーショナリズムに基づいた組織神学の書の日本語版です。ライリー博士は、フルクテンバウム師が大きな影響を受けた学者です。今回、日本語訳が出版されたことを歓迎します。初心者でも分かりやすい書ですが、一度通読し、その後は辞書的に使用すればよいと思います。(中川健一)

本書の特徴

・ 分かりやすい言葉で、すべてのクリスチャンに向けて書かれた基礎的な神学書
・ 聖書の主要な教理である、神、聖書、聖霊、イエス・キリスト、教会、サタン、罪、救い、人間、天使、悪霊、終末論などについて、その全体像を体系的に提示
・ 神学用語の解説と、神学の学びのための主要聖句の一覧表付き

 神の願いは、あなたが御子のかたちと似るようになることです。本書はその助けとなるはずです。個人の生活に適用することを念頭に書かれた「基礎的神学」(ベーシック・セオロジー)は、聖い歩みを生み出す健全な神学を提示します。

著者略歴

アメリカの聖書学者であり神学者。ペンシルベニア州にあるハヴァフォード大学で文学士の学位を取得後、ダラス神学校より神学修士、神学博士、スコットランドのエジンバラ大学より哲学博士の学位を受けた。フィラデルフィア聖書大学の学長、ダラス神学校の組織神学部長として長らく教鞭を執った。ライリー・スタディ・バイブル(その注解は「チェーン式聖書」でも参考にされている)は200万部以上の売り上げがある。邦訳は、「概説 新約聖書神学」(島田福安訳 聖書図書刊行会)、「バランスの取れた信仰生活」(大滝信也訳 聖書図書刊行会)、「何でも使ってできる児童説教」(松代幸太郎訳 いのちのことば社)、「ディスペンセイション主義」(前田大度訳 エマオ出版)がある。

目次

【第1部】 序文
第1章 概念と定義
第2章 神学の諸前提
第3章 権威の問題
【第2部】 生けるまことの神
第4章 神についての知識
第5章 神の啓示
第6章 神の完全性
第7章 神の御名
第8章 三位一体の神
【第3部】 聖書―神の息吹
第9章 特別掲示
第10章 霊感についての聖書の教理
第11章 霊感についての聖書的教理からの逸脱
第12章 聖書の無誤性
第13章 無誤性とキリストの教え
第14章 問題箇所
第15章 聖書の正典
第16章 聖書の解釈
【第4部】 御使い―仕える霊
第17章 御使いの存在
第18章 御使いの創造
第19章 御使いの性質
第20章 御使いの組織
第21章 御使いの奉仕
【第5部】 私たちの敵である悪魔
第22章 サタンの実在
第23章 サタンの創造と罪
第24章 サタンの活動
第25章 サタンの世界
【第6部】 悪霊―汚れた霊
第26章 悪霊の存在
第27章 悪霊の正体
第28章 悪霊の働き
【第7部】 人間―神のかたち
第29章 進化と起源
第30章 聖書と万物の起源
第31章 人間の創造
第32章 人間の構成要素
第33章 人間の堕落
【第8部】 罪
第34章 罪の聖書的な概念
第35章 罪についてのキリストの教え
第36章 罪の継承
第37章 罪の転嫁
第38章 個人の罪
第39章 クリスチャンと罪
【第9部】 私たちの主イエス・キリスト
第40章 受肉前のキリスト
第41章 キリストの受肉
第42章 受肉したキリストの人格
第43章 預言者・祭司・王なるキリスト
第44章 ご自分を空しくされたキリスト
第45章 キリストの無罪性
第46章 キリストの復活と昇天
第47章 昇天後のキリストの働き
【第10部】 こんなに素晴らしい救い
第48章 救済論の前置き
第49章 救いについての聖書的用語
第50章 キリストの受難
第51章 キリストの死の意味
第52章 救いの結果
第53章 贖いについての諸説
第54章 選びの教理
第55章 贖いの及ぶ範囲
第56章 救いの適用
第57章 信者の救いの安全性
第58章 福音とは何か
【第11部】 聖霊
第59章 聖霊はどのような方か
第60章 旧約時代における聖霊の働き
第61章 主の生涯における聖霊
第62章 御霊の内住
第63章 御霊の証印
第64章 御霊によるバプテスマ
第65章 御霊の賜物
第66章 御霊の満たし
第67章 御霊によるその他の働き
第68章 御霊についての教理の歴史
【第12部】 「わたしの教会を建てます」
第69章 教会とは何か
第70章 教会の独自性
第71章 原則か形式か
第72章 教会政治のかたち
第73章 教会にふさわしい指導者
第74章 教会の礼典
第75章 教会の礼拝
第76章 教会のその他の働き
【第13部】 来たるべきこと
第77章 終末論の序文
第78章 千年期後再臨主義の概略
第79章 無千年期主義の概略
第80章 千年期前再臨主義の概略
第81章 神とアブラハムとの契約
第82章 神とダビデとの契約
第83章 将来の出来事のアウトライン
第84章 患難時代
第85章 教会の携挙
第86章 患難期前携挙の見解
第87章 千年王国の住民
第88章 患難期中携挙の見解
第89章 患難期後携挙の見解
第90章 千年王国
第91章 将来行われる様々なさばき
第92章 復活と永遠のさだめ
【第14部】 中心的な聖書箇所
第93章 神学研究のための中心聖句
【第15部】 定義
第94章 神学を学ぶためのいくつかの定義